[ソウル=ヘルスコリアニュース] 今日から韓国では専門家用迅速抗原検査の結果、陽性が出れば直ちにコロナ19確診判定を受ける。 陽性の場合、別途PCR(遺伝子増幅)検査を受けなくても、医師の判断の下で確定診断とみなし、PCR検査の陽性確定者と同様に治療を受けることができる。
これは最近コロナ19有病率が高くなるにつれて専門家用迅速抗原検査養成予測度が大きく上昇したためである。
町内の病院·医院で専門家用迅速抗原検査を受けて陽性が確認された場合には、保健所等を訪問して追加のPCR検査を受けなくてもすぐに診療·相談·処方を実施することになる。
専門家用迅速抗原検査陽性者は、検査した病院·医院で注意事項と隔離義務発生事実などの案内を受け、直ちに隔離と在宅治療を開始し、60代以上の場合は直接食べる(経口用)コロナ19治療剤「パクスロビド」(Paxlovid)の処方を受けることができる。
保健所は、専門家用迅速抗原検査陽性者に対して医療機関から届出を受けた後、直ちに隔離通知、確定者調査、患者分類等の行政手続を進めることになる。
政府は今回の制度改善で、PCR検査の待機時間を減らし、行政手続きなどによる患者管理の遅延などを防止し、確定患者の早期治療および迅速な管理に役立つものと期待している。
町の病院·医院で専門家用の迅速抗原検査が可能
一方、PCR検査の優先対象に該当しない一般国民は、地域の病院·医院を中心に運営されている呼吸器専門クリニックおよび呼吸器診療指定医療機関で迅速抗原検査を受けることができる。
迅速抗原検査は、個人が薬局などで自己検査キット(一般用)を購入して実施するか、医療機関(呼吸器専門クリニック及び呼吸器診療指定医療機関)及び保健所選別·臨時選別検査所で可能である。
3月12日基準で呼吸器専担クリニックは459ヶ所、呼吸器診療指定医療機関は7273ヶ所に増加し、全国合計7732ヶ所で迅速抗原検査を受けることができる。
参考に呼吸器専門クリニックおよび診療指定医療機関のリストは健康保険審査評価院のホームページ、コロナ19のホームページなどで確認できる。
昨日一日でコロナ19が新規確定者30万9790人
一方、14日午前0時基準で韓国の「コロナ19」新規確定者は国内発生30万9728人、海外流入62人など計30万9790人と集計された。 これは確定患者が最も多かった12日0時基準(38万3665人)より7万3937人が減少した数値だ。 これまでの累積確定者数は686万6222人(海外流入3万302人)だ。
これで「コロナ19」の流行が頂点に達し、次第に落ち着くという期待感が出ている。
昨日一日で発生した危重症患者は1158人、死者は200人だ。 これまでの総死亡者数は1万595人であり、致命率は0.15%だ。