[ソウル=ヘルスコリアニュース] 韓美薬品(代表取締役ウ·ジョンス·クォン·セチャン)は非ビタミンK経口用抗凝固剤(Non-vitaminKantagonistOralAntiCoagulants,NOAC)系薬物の中で最も広い許可事項を持つ「リバロキサバン」成分の専門医薬品「リロックスバン」錠劑4種(2.5mg, 10mg)を発売した。
リロックスバン4種類の用量中2.5mgは韓美(ハンミ)薬品の特許中心経営を通じて優先販売許可を取得、2021年10月4日から2022年7月3日まで独占販売する。
リバロキサバン成分物質特許満了翌日の今月4日から、45の製薬会社が同成分の後発医薬品を一斉に発売するが、2.5ミリグラムを含む全容量を発売している会社は韓美薬品が唯一だ。

リロックスバンは非板膜性心房細動患者で脳卒中及び全身塞栓症の危険減少、心在性静脈血栓症及び肺塞栓症の予防及び治療などに使われる抗凝固剤専門医薬品だ。
リバロキサバン成分は豊富な臨床データを基に広い許可事項を有するNOAC系で、非板膜性心房細動患者において血管系死亡の相対的リスク低減効果を立証し、医療陣の治療オプションを大きく拡大したと評価される薬物である。
特に、2.5mgとアスピリンを併用する場合、冠動脈疾患または症状のある末梢動脈疾患成人患者でアスピリン単独療法より、脳卒中、心筋梗塞及び心血管疾患による死亡危険を相対的に減少させたという研究結果が出て、医療陣の関心が高い。
韓美薬品は「優秀な製剤技術力を基に'リロックスバン'の開発と生産を独自進行し、4つの全容量を国内で唯一備えるようになり、医療陣と患者の特性に合わせたオーダーメード型治療オプションを提供できるようになった」とし「輸入薬に比べて経済性のある薬価で健康保険財政の健全性にも寄与できるようになった」と評価した。
韓美薬品ウ·ジョンス代表取締役は「韓米の独歩的な特許経営と製剤技術力を基に国内で唯一、リバロキサバン全用量を発売できるようになった」とし「輸入薬が主導してきたNOAC系列の専門医薬品領域で医薬品主権を確保していけるよう最善を尽くす」と述べた。