【ソウル/ヘルスコリアニュース】 コーロン生命科学が骨関節炎遺伝子治療剤「インボサ」(Invossa-KInj.)を技術輸出したのは日本三菱田辺製薬に430億ウォンを払戻すことになった。
コーロン生命科学は最近、国際商業会議所(ICC)から三菱田辺にインボサの技術輸出契約金25億円(約260億ウォン)と利息、損害賠償額などを合わせて約430億ウォンを支給するよう判決を受けたと12日発表した。
会社側は「技術移転契約は"インボサ"が軟骨由来細胞であることを前提に締結されたが、契約締結後に仁保社の主成分が293由来細胞であることが明らかになり、このような判決が下された」と説明した。
先立って、コーロン生命科学は2016年11月、三菱田辺製薬と総額5000億ウォン規模の「インボサ」技術輸出契約を締結した。
しかし、1年後の2017年12月三菱田辺はコーロン生命科学が臨床試験と関連した情報をまともに伝えないなど契約義務を不履行したという理由で契約取り消しを通報した。その後、2018年4月にコーロン生命科学を相手取って契約金を返してほしいとICCに訴訟を起こし、2019年3月に「インボサ」の成分が許可事項と異なることが明らかになったため、この点を契約取り消しの事由に追加した。
コーロン生命科学は、会社の訴訟代理人やその他の専門家らと協議し、今後の対応方向を決める方針だ。
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